耳垢がネバネバしてるとワキガって本当?

ワキガはかなりキツイ臭いですが、自分では分かりづらいことが難点です。自分がワキガ体質なのか調べるには、耳垢の状態である程度判断できます。耳垢には個人差があり、乾燥している人もいれば湿り気があってネバネバしている人もいます。そして、耳の中が湿ってしまうのは、耳にあるアポクリン汗腺が原因になります。

汗には2種類あって、ひとつはエクリン腺から出る汗になり、体調に問題がない限りは無臭で水のようにサラサラしています。暑い時に体を冷やすための体温調節や、緊張した時にかく汗、唐辛子などの辛い物を食べた時にかく汗は、大抵の場合エクリン腺から出ています。もうひとつはアポクリン腺から出る汗になり、これにはフェロモンや生物学的な個体認識の役割があるため臭いがあることが重要になります。アポクリン腺は脇や耳、性器など繁殖に影響を与える部分に存在していて、まだ言葉が発達していなかった時には、アポクリン腺から出される臭いはとても大切な役割を果たしていました。

しかしコミュニケーション能力が発達するにつれて、汗の臭いは必要性がなくなってしまい、徐々に退化していったのですが、現在ではその名残がある人がワキガと呼ばれています。そのため、耳垢が湿っている人はワキガの確率が高いのですが、必ずしも100%ワキガなわけではありません。耳にある他の皮脂線の影響で湿ってしまうこともあり、中には耳垢が乾燥していても、ワキガだという人も存在しています。ただ、かなりネバネバしている場合その可能性は高くなるので、臭いが心配な時には診察を受けてみましょう。